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【簡単解説】こんな人は要注意!住宅ローン審査で苦戦するパターン

【簡単解説】こんな人は要注意!住宅ローン審査で苦戦するパターン

住宅ローンを利用しようとしている人、
「クレジットで滞納したことがある」
「色々借金をしてしまっている」
「住宅ローンの審査に自信ない」
様々な不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
専門用語も多い不動産に関する疑問や不安を
分かりやすくかみくだいてお答えます。

この記事のテーマ
■こんな人は要注意!住宅ローン審査で苦戦するパターン
■住宅ローン審査に通るための対策

本記事を書いているのは不動産や建築に10年以上携わっているプロが
経験や体験をもとに分かりやすくかみくだいて解説しています。  

今回の記事はこれから住宅ローンを組んでマイホームを検討したい方で
審査に自信がない、金融トラブルなどの過去がある方に向いています。

この記事を読むことで住宅ローンを組めるかどうか、いつ組めるのかなど
今後のライフプランの計画にもつながります。

■こんな人は要注意!
 住宅ローン審査で苦戦するパターン

①過去に支払いが遅れてしまったことがある

クレジットカード、各種ローン返済、スマホ等の通信関係の利用料、家賃、
商品の分割払い、税金の支払いなどを遅延している方は要注意です。

特に直近2年以内に複数回の支払い遅延をしている場合、非常に審査に通りにくくなります。
当てはまる方や疑いのある方は個人信用情報を取得して過去の支払い実績を確認しましょう。
仮に確認して問題が無かったとしても新居に入居するまでは滞納などが無いよう注意が必要です。

また、夫婦双方で内緒にしている借金などがある場合はあらかじめ暴露することが賢明です。
無借金のはずなのに審査が通らないなどの結果が出て借金がバレてしまうと夫婦仲の悪化にもつながります。
どうしても言えない場合は担当者にこっそり相談しておきましょう。

②現在、借金をしている

借金がダメということではありません。
むしろその内容によります。

特にキャッシングをしていたり、消費者金融でお金を借りたりしているケースです。
審査に通らないとは言いませんが、借金があることで融資額が
制限されてしまうため希望の融資額を受けられない可能性が高いです。
なので完済条件が付いたりキャッシングの解約条件が付くことが多いです。

ちなみに完済したら新居に入居するまでは絶対に借入をしてはいけません。

③勤続年数が短い
 現在、産休・育休を取ってる

今の時代、転職が当たり前ですが、勤続が1年未満など短い方は注意が必要です。

また、転職しようとしている方も注意してください。
転職は新居に入居した後にしましょう。
それまでは安易に勤め先を退職してはいけません。

なお、産休や育休中の方については金融機関によって借り入れが
できないケースがありますので、審査を申込む前に金融機関に
相談することをおすすめします。

金融機関によって融資を受けられる条件は様々です。
ハウスメーカーなどの営業担当者などに相談してみると
いくつか提案してもらえると思います。

④債務整理をした

自己破産・任意整理・個人再生された方は5~10年経過していないと厳しいです。
じっくり待ちましょう。

間違っても一生ローンが組めなくなることはありませんので
今後の支払の遅延など気を付けましょう。

念のために個人信用情報を取得して確認することをおすすめします。

⑤持病や最近手術をした

住宅ローンではほとんどのケースで団体信用生命保険への加入が求められます。
これに加入ができないと融資を受けることができません。

持病をお持ちの方や過去に大きな病気や手術をされた方は
金融機関へ相談することをおすすめします。

■住宅ローン審査に通るための対策

①個人信用情報を取りましょう

普段利用しているクレジットカードや各種ローンなどの信用情報や
金融事故などの情報を収集し管理している機関があります。
基本的にはこのような情報を5年間保有しています。

住宅ローンの審査などはこう言った機関からあなたの情報を開示して審査を行っています。
もちろん、請求をすればあなた自身が自分の情報を見ることも可能です。

ご自身の情報を取得して今すぐマイホームの計画を進められるか判断の材料になります。
特に現状が厳しい方でもいつなら進められるのか、ゴールのような目標が立てられるので
個人信用情報の取得はおすすめです。

信用情報機関は以下の3つの機関です。


CIC:主に信販やクレジットカードの利用情報、クレジットカード決済で即情報を取得できます。
指定信用情報機関のCIC


JICC:主にクレジットカードや消費者金融の利用情報、郵送にて10日前後で情報を取得できます。
日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関| HOME


KSC:銀行や銀行系のカードの利用情報、郵送にて10日前後で情報を取得できます。
全国銀行個人信用情報センター | 全銀協の活動を知りたい方 | 一般社団法人 全国銀行協会 (zenginkyo.or.jp)

②金融機関に相談してみましょう

個人信用情報や医師の診断書など資料を持っていくと担当者が
審査に通る見込みを教えてくれます。

金融機関の担当者によっては安易に事前審査を進めてきますが
可能性が低いのであればむやみに事前審査をしないようにしましょう。
事前審査の履歴も個人信用情報に残ります。

また、健康に不安のある方は団体信用生命保険に加入できるか
対応してくれる金融機関もありますので相談してみましょう。

なお、個人信用情報が全滅の方でもまれに不動産の担保評価のみで
審査してくれる金融機関もあります。
ですが、金利が通常より高いなどの条件が付きますのであまりおすすめはしません。

③計画の仕切り直し

相談しても厳しいようであれば、計画を仕切りなおすことも重要です。
いつから計画が進められるのか、それまでの間に何ができるのかなど
検討しなおしましょう。

よくわからない方はファイナンシャルプランナーに
相談してみると無理のない計画を提案してもらえます。

以上になります。
ご質問やご相談などお気軽にお問い合わせください。

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