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【簡単解説】これだけは押さえたい!土地の良し悪しの見分け方

【簡単解説】これだけは押さえたい!土地の良し悪しの見分け方

土地を購入してマイホーム建築を検討している人
「整形地は値段が高すぎて手が出ない!」
「土地は安く、建物にお金を掛けたい!」
「路地状敷地を購入しようと思うけどどんなことに気を付ければ良いの??」
「安くて良さそうな土地の形は??」などなど
様々な疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
専門用語も多い不動産に関する疑問や不安を分かりやすくかみくだいてお答えます。

この記事のテーマ
これだけは押さえたい!土地の形の良し悪しの見分け方
■土地に接する道路で見分ける
■土地の形で見分ける
■土地の形による建築の際の注意点
■間取りを工夫すれば何とかなるかも

本記事を書いているのは不動産や建築に10年以上携わっているプロが
経験や体験をもとに分かりやすくかみくだいて解説しています。  
今回の記事は土地を購入してマイホーム建築を検討している方で
限られた予算の中でより良い土地を見つけたい方に向いています。

■土地に接する道路で見分ける

土地に道路がどの方角で接しているかが土地の良し悪しを見分ける重要な要素の1つとなります。

マイホームでイメージを描くとすれば日当たりが良くて明るい家を想像する人が多いと思います。
土地の価格もその理想に近ければ高くなりますし、遠ければ安くなります。
では、どのような条件だと理想に近い土地になるのか上の図を見ながら確認してみましょう。

例えば南側に道路が付いている場合、道路のおかげで日光を遮るものが目の前に無いので
陽当りが良いのがわかります。
また、角地と言われる道路と2方向に接している土地はさらに遮るものが無いので
開放的で駐車場の位置を決める際に選択肢も多くなります。

一方で道路が北や東西にある土地は南側に建物が建っていることが多いため
陽当りが悪くなる傾向があります。

なので南と東の2方向で道路と接している土地は資産価値があると言われます。
逆に北側に道路と接している土地は値段が下がります。

■土地の形で見分ける

道路が南側に付いている土地は資産価値が高いことがわかりました。
でも、値段が高すぎるなど限られた予算の中では厳しいという方も実際には多いと思います。
そのような方は土地の形で良し悪しを見分けてみるのもおすすめです。

例を挙げて説明していきます。

①道路と北・東・西に接している場合

上の図のように道路と北・東・西に接している土地の場合、南北に長い土地は
陽当りを確保しやすく建物と駐車場、お庭の配置がしやすいです。

②路地状の敷地の場合

上の図のような土地を路地状敷地とか敷地延長みたいな言い方をします。
駐車場も縦列駐車になり使い勝手があまり良くないので資産価値としては
一番安くなりますが次の条件がクリアできれば検討の余地もあります。

・有効宅地部分(住宅を建てるスペース)が南北に長い土地
・路地状部分の幅(間口)が3m以上ある土地
※上の図のような感じ

できるだけコストを抑えてマイホームを実現したい方にはおすすめです。

■土地の形や道路の位置による建築の際の注意点

敷地の条件で建築費が追加になることがあります。
土地の価格は多少安くなりますのでトータル的に条件の良い土地と比較して判断していきましょう。
追加費用がかかる、よくある例を挙げます。

①路地状敷地

路地状部分が長ければ長いほど建築コストが上がります
意外と見落としがちな部分ではありますので注意が必要です。

✔給排水管・ガス管の追加費用

路地状部分が長いと配管費用がかかります。ガスについてはオール電化にする
選択肢もありますが給排水管の追加は避けられないです。

✔電柱設置の追加費用

建物に電線を引き込む際に路地状部分が長すぎて間に経由の電柱を設置する場合があります。
また、引き込む際にお隣さんの敷地に電線がはみ出てしまう場合も経由の電柱が必要になってしまいます。

✔手作業になることの手間賃追加

路地状部分が狭く、クレーンが入れないなどの場合、建物の部材はすべて人が運ぶことになります。
建築会社さんによりますが、手間賃が追加になる場合があります。

②角地

ご要望次第ですが、道路と敷地の境界部分にブロックを設置する場合、費用がかかります。
最近ではオープン外構と言ってブロックなど設置しないケースが増えていますので
その場合でしたらコストは上がりません。

その他、敷地の条件によって追加になるケースはこちらも参考にしてください。
【簡単解説】土地を見るときに押さえておきたいチェック項目7選
https://synergy-agent.jp/blogs/tochi-checkpoint/

■間取りを工夫すれば何とかなるかも

土地の購入費を抑えると陽当りなど条件が悪くなりますが、
間取りを工夫することでクリアになるケースもあります。
多少、建築費は膨らみますが意外と住み心地の良い建物ができると思います。

一つ例を挙げると吹抜・トップライト(天窓)を作ると想像以上に明るい家になります。
冷暖房費がばかにならないのでは??と思う方もいらっしゃると思いますが、
最近の住宅は断熱材や遮熱など省エネに力を入れている会社さんも多いので検討してみるのも一つです。

【参考】
省エネ住宅のススメ (shoene-jutaku.jp)

以上になります。
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