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【簡単解説】マイホーム購入の頭金ってどのくらい必要?

【簡単解説】マイホーム購入の頭金ってどのくらい必要?

マイホームを購入を検討している人
「頭金っていくらくらい必要なの??」
「頭金なしでマイホーム購入できないのかな??」
「みんなどうしてるんだろう??」などなど
様々な疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
専門用語も多い不動産に関する疑問や不安を分かりやすくかみくだいてお答えます。

この記事のテーマ
マイホーム購入の頭金ってどのくらい必要??
■頭金の相場って
■頭金を用意することのメリット
■頭金が少ないことのデメリット
■頭金0円でもマイホーム購入できる?

本記事を書いているのは不動産や建築に10年以上携わっているプロが
経験や体験をもとに分かりやすくかみくだいて解説しています。  
今回の記事はマイホーム購入を検討していて頭金をどのくらい用意すれば良いか?
なぜ頭金が必要なのかを基本的な内容から知りたい方に向いています。

■頭金の相場って

頭金は物件価格の1割~2割は最低でも用意すべき!
と、よく言われますがそんなに用意できない方や用意したいけど年齢的な
事情などでマイホーム購入を進めざるを得ない方も多いと思います。

頭金2割などと言われるのは一昔前まで住宅ローンは総額の8~9割程度の融資が
多かったために1~2割の頭金は不可欠だったからと思われます。

最近では総額の100%融資してくれる金融機関もありますので
かなり状況は変わってきています。実際に頭金50万円前後での
マイホーム購入も可能です。

ただ、頭金が多い方が融資の審査や購入の資金計画、購入後の
返済計画にも有利に働くところが多いのが現実です。

なので、頭金は少なくてもマイホームを購入できますが、
なるべく頭金を2割程度用意できた方が望ましいという解釈で良いと思います。

■頭金を用意することのメリット

・購入後の住宅ローンの返済負担を軽減できる

頭金を多く用意できれば融資額を減らすことができますので
マイホーム入居後の住宅ローン返済負担が軽くなります。

返済負担が軽くなるとその分生活に余裕ができるので
貯金や積み立てなど次のライフプランへの準備も進めやすくなります。
また、旅行や外食などの娯楽の幅も広がってきます。

・購入時に返済に有利な商品を選べる

自己資金が多いことで金利優遇を受けたり、
返済に有利な商品を選択できたりと住宅ローンの選択幅が広がります。

ただし、最近では頭金が少ない方でも十分な金利優遇を受けることも
できるのでそこまで大きなメリットではないかもしれません。

■頭金が少ないことのデメリット

・購入後の住宅ローンの返済負担が重くなる

頭金が用意できなければ融資額を増やす必要が出てきます。
なので返済比率ギリギリまで融資額を上げてマイホーム入居後に
返済で精いっぱいになってしまうことも懸念されます。

※返済比率=年間返済額÷年収
返済比率とは年収に対する返済の割合で通常35%以内で融資額が決まります。
ただ、この割合はできるだけ小さくした方が望ましいです。
感じ方は人それぞれですが30%を超えると負担に感じる方は多いと思います。

いくら頭金が少なくてもマイホームを購入できるからと言って
住宅ローンを無理に借りすぎないように注意しましょう。

・購入時の税金などの諸費用が払えない可能性がある

住宅ローンで諸費用を融資してくれない銀行もありますので注意しましょう。
ただ、最近では諸費用も含めてOKな商品も増えてきているので営業担当者と
相談していけば問題はないと思います。

■頭金0円でもマイホーム購入できる?

結論、頭金0円ではマイホーム購入はできないと思ってもらった方が間違いないでしょう。

なぜなら、不動産を購入する際に契約時に手付金を支払わなければならないからです。
手付金は契約時に売主さんに直接現金で渡すのが原則なので最低でもこのお金は用意しないと
厳しいと思います。

ただし、頭金を実質0円にすることは可能です。

時々、営業マンの方から頭金なしでもマイホーム購入できますと聞くことが
あるかもしれませんが実際にはこのことを言っています。

それは、ひとまず手付金などを現金で支払って住宅ローンの実行時に
そのお金を融資してもらうという方法です。
分かりやすく言うと一旦現金で立替えるということです。

住宅ローンの融資額は増えてしまいますが、最近では住宅ローンの金利が
低くローン減税などもありますので住宅ローンを多く借りている方が恩恵を
最大限に受けられるケースがあります。

(参考)住宅ローン減税制度の概要|すまい給付金 (sumai-kyufu.jp)
(参考)金利 | ミスター住宅ローン | NEOBANK 住信SBIネット銀行 (netbk.co.jp)

また、手元に現金を残しておくことができるので不測の事態に現金が
無いという状況を回避できます。

やはり、頭金は多く用意できる方が望ましいということになります。

マンションや戸建購入検討の方はあまり時間がありませんが、
注文住宅を検討していて頭金があまり用意できていないと感じる方は
入居まで半年程度は時間がありますので少しずつ貯蓄を進めてみても
良いかもしれません。

以上になります。
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